Website Build HP制作
HPの制作費相場は実際の所あってないようなもので、例えば車や保険の様に「同じ商品・サービス内容なら〇〇万円を基準に販売者によって±10%」といった客観的に知りえる明確な基準が存在しません。
例えば「静的(簡素)な作りで全5ページ程のコーポレートサイト」という条件でも、A社では15万円、B社では50万円といった具合に大きく金額が異なる場合も多々あります。
制作費相場に開きができやすい理由
これは端的に言えば、同じ構成のHPであっても制作会社によって出来上がるものが大きくことなるからです。
制作会社が異なれば構成・デザインも異なり、デザインが異なればそれを実際に組み立てるコーディング作業の工数も異なります。
例えばHPに掲載する会社の紹介コンテンツ1つをとってもSEO対策を意識して作られたものなのか、あるいは閲覧者にインパクトを与えるようなダイナミックなアニメーションを施したものなのか、はたまた分かりやすさを重視してシンプル・コンパクトにまとめ上げたものなのか等々、1つ1つの要素に対し制作会社によって方向性が千差万別です。
また、問い合わせフォームにスパム対策を行っているか、写真や動画の撮影・加工は行ってくれるか等、HPの見た目以外にも内部的な仕様や制作内での対応範囲等も異なります。
そのため結果として出来上がったHPが仮にほぼ同じ規模感であったとしても、それにかかった費用等が必ずしも同じになるとは限らないのです。
HPには原価がかからないはずなのになぜ制作依頼をすると高いのか?
旭川市でのHP制作費の相場
とは言え、ある程度の相場は知りたいですよね。
私自身、この業界で会社員時代から10年以上仕事をしてきて多くのHP制作費のお見積りも行ってきましたが、1つとして全く同じものは無く、都度お客様のご要望から内容を想定しお見積りしています。
ざっくりとですが、昨今の旭川 + 周辺地域ではおよそ以下の様な相場です。
※金額の下限・上限を確約するものではなく、あくまで目安という点をご了承ください。
作成するHPの概要例①
- シンプルなコーポレートサイト
- 0からのオリジナルデザイン
- 全6コンテンツ(トップ・会社概要・サービス紹介・アクセス・お問い合わせ・プライバシーポリシー)
- アクセスには周辺マップを載せる
- お問い合わせはフォームページ、それ以外は静的なページ
相場:15万円~50万円
作成するHPの概要例②
- LP(ランディングページ)
- 0からのオリジナルデザイン
- お問い合わせフォーム無し
相場:2万円~20万円
作成するHPの概要例③
- 一般的なコーポレートサイト
- 全6コンテンツ(トップ・会社概要・サービス紹介 / 一覧 + 詳細・アクセス・お知らせ用CMS / 記事一覧 + 記事詳細 + その他最低限必要なページ・お問い合わせ・プライバシーポリシー)
- アクセスには周辺マップを載せる
- お問い合わせはフォームページ、それ以外は静的なページ
- サービス紹介には一覧ページとそれぞれの詳細ページを作成
- お知らせ用CMSにはwordpressを利用し、記事一覧ページと記事詳細テンプレート、その他最低限必要なページを作成
相場:18万円~70万円
上記はもちろん制作会社や希望するデザインの方向性にもよっても異なりますし、例えば制作会社で内部用のいくつかのデザインテンプレートを持っていて、それをカスタマイズすることで制作費を抑えている場合などもあります。
HP作成サービスのメリット・デメリット
しかし上記はあくまで新しいHPのデザイン・構築を0から行った場合のものです。
昨今では無料、あるいは低コストでHPを作成できるサービスも多く存在し、例えばWixやジンドゥー、ネットショップであればBASEやShopify、カラーミーショップ等を利用することで、制作費を大きく抑えることができます。
費用面だけを考えればこれらを利用した方が良いのでは?と思えますが、そのメリット・デメリットについては予め知っておくに越したことはありません。
HP作成サービスのメリット
- HP制作会社に依頼する必要が無く、費用を大きく抑えられる
- HPの知識が無くてもテンプレートを選んでいく等で簡単にHPを作成することができる
- サーバーや機能等メンテナンスの必要が無い
- 作成に自分以外の外部の時間をかける必要が無く、自分さえ作業できれば制作時間を短くすることができる
HP作成サービスのデメリット
- 無料・低価格のプランだと出来る事に制限がある場合がある
- テンプレートを利用する場合、デザインを自由に変えることができない(テンプレートのカスタマイズが出来てもフルに自由な変更を行うことができない)
- テンプレートのカスタマイズに結局専門知識が必要になる場合がある
- 機能に制限がある場合がある
- 無料のプランではない場合、毎月利用料がかかる(HP制作会社でも保守契約を結ぶ場合があります)
- 運用や掲載するコンテンツの検討をすべて自分で行う必要がある
詳しく見ていくと他にもメリット・デメリットはありますが、大まかには上記の様なイメージです。
また、それぞれのHP作成サービスによっても出来る事・出来ない事の差がある場合が多いです。
HP制作会社とHP作成サービス、どちらが良いのか?
これは一概には決められない点ですが、答えの1つとしては
- 既にオリジナルデザインや独自で実装したい機能が決まっているならHP制作会社へ依頼、そうでないならまずは費用リスクのないHP作成サービスで作ってみる
というのが良いかと思います。
HP作成サービスで作ってみて、もし自分の思うような形にできないと感じた場合はHP制作会社へ依頼することもできますし、その場合無駄になる費用も数千円程度で済むことが多いのでリスクも少ないです。
旭川ウェブでもHP作成を簡単に始められる月額プラン、0から作成させていただくフルオーダープランどちらもご用意しております。
また、外部のHP作成サービスを使っての制作サポートや運用に関するご相談も受け付けておりますのでご検討の際は是非ご連絡ください。
ありがとうございます。
修正たすかりました
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